配当金を増やしたい。現状と選択肢を考えてみる。

投資関連

現状について

保有銘柄

現在、私は以下の銘柄を保有しています。※2024年7月現在。

  • 日本たばこ産業 (2914)
  • 住友商事 (8053)
  • エクソンモービル (XOM)
  • SPDR S&P 500 高配当ETF (SPYD)
  • バンガード 米国高配当ETF (VYM)
  • コカ・コーラ (KO)
  • バンガード 米国生活必需品セクターETF (VDC)
  • バンガード 米国ヘルスケアセクターETF (VHT)
  • 東証REIT指数連動型上場投信 (1343)
  • SPDR S&P 500 ETF (1557)
  • iシェアーズ・コアS&P 500 ETF (IVV)

これらの銘柄により、現在の総額は約1,400万円ほどになります。

※毎月の株式投資のパフォーマンスは、こちらで公開しています。

配当金

Screenshot

年間配当金は約30万円ですが、これは税引き前なので、ここから約2割税金が引かれます。
ただ実際には半分ほどがNISA口座で非課税なので、もろもろ考慮すると約1割が引かれ、手元に入ってくる金額は約27万円ほどです。

これだけでも十分な配当収入なのかもしれませんが、さらに配当金を増やして経済的な安定を高めたいと考えています。

改善点 -さらに配当金を増やすには

高配当銘柄の追加

現在のポートフォリオに新たな高配当銘柄を追加することで、配当収入を増やせます。例えば、高配当で有名なリート(不動産投資信託)や公益事業銘柄などが考えられます。

資産の再分配

配当利回りの低い銘柄を売却し、配当利回りの高い銘柄に再投資することも有効です。これにより、ポートフォリオ全体の配当利回りを向上させることができます。

リスク分散

異なる業種や地域の高配当銘柄に投資することで、リスクを分散しつつ配当収入を増やすことができます。これにより、一部の銘柄の業績不振によるリスクを軽減することができます。

配当金を増やす方法 -具体的にどうすればいいか

高配当ETFの購入

現在のポートフォリオには、SPYDやVYMなどの高配当ETFが含まれていますが、これらをさらに追加購入することで、リスクを分散しながら安定した配当を得ることができます。

個別株の選定

住友商事やエクソンモービルのような高配当の個別株を追加購入するのも一つの方法です。これにより、配当収入を大幅に増やすことができます。

定期的なリバランス

配当金を再投資し、ポートフォリオ全体のバランスを見直すことで、長期的に配当収入を増やすことができます。定期的にリバランスを行うことで、配当金の最大化を図ることができます。

DRIP(配当金再投資制度)の利用

DRIPとはDividend Reinvestment Planの略で、日本語で表現すると配当金再投資制度となります。

日本の証券会社にはなく、アメリカの証券会社などにある制度ですが、配当金を受け取らずそのまま再投資に充てることで、手数料や配当金を受け取る際に発生する税金を節約できるメリットがあります。

DRIPを利用することで、複利効果を最大限に活用できます。これにより、配当金がさらに増える可能性があります。

メリット

安定した収入

高配当銘柄を保有することで、定期的な配当収入を得られ、経済的な安定が増します。特に、FIRE(経済的自立と早期リタイア)や退職後の生活費を補うための安定した収入源となります。

再投資による資産増加

配当金を再投資することで、資産を効率的に増やすことができます。複利効果により、時間とともに資産が増えていきます。

長期的な資産形成

高配当銘柄は、長期的な投資としても有効です。特に、安定したキャッシュフローを提供する企業は、長期的な成長が期待できます。

市場の変動に対する耐性

高配当銘柄は、一般的に市場の変動に対して安定しているため、ポートフォリオ全体のリスクを軽減することができます。

デメリット

リスクの増加

高配当銘柄は、業績不振や市場環境の変動によるリスクが高まることがあります。特に、景気後退時には配当が削減されるリスクがあります。

キャピタルゲインの損失

高配当銘柄に集中しすぎると、株価の上昇によるキャピタルゲインを逃す可能性があります。特に、成長株への投資機会を逃すリスクがあります。

税金の負担

配当金には課税があるため、配当収入が増えると税金の負担も増えることになります。特に、住民税や所得税の負担が増加することを考慮する必要があります。

流動性の低下

高配当銘柄は、必ずしも流動性が高いわけではないため、売却時に不利な価格で取引される可能性があります。

ひとこと

今回は配当金を増やすために、現状と選択肢についてまとめてみました。

改めて、高配当銘柄の選定や資産の再分配、リスク分散などの戦略が重要なのが分かりました。

今回まとめてみて、自分の場合は現在のポートフォリオを見直し、新規銘柄を加えるというよりは、現在保有している配当利回りの高い銘柄を追加購入することで、安定した配当収入を得ることができそうです。

メリットとデメリットを十分に理解し、バランスの取れたポートフォリオを構築しつつ、経済的な安定と長期的な資産形成を実現していきたいものです。