売買基準 2023年 ver.1.1 預り金率変更します。

投資関連

これまで

株の基準については2022年に設定し、そこで決められているKPI(保有割合の指標)や売買基準に従って運用してきました。その時の記事はこちらになります。

ちなみに、KPIについては2020年に目標設定し、翌年の2021年には達成、現在もその設定した割合を維持しています。

今回はそのKPIの指標の一つ、預り金率について変更しようと思います。

現在の預り金率とその理由

2023年6月末時点保有銘柄

現在はKPIの設定どおり、預り金率は証券口座の10%(誤差±2%内)としています。6月末の時点で証券口座には973万円あり、預り金は87万円ほどです。

10%とした理由については、
①なんとなく。ネットで調べるとみんなこのくらいにしてるから。
②コロナ等の株価暴落時(サーキットブレーカー級)に割安になっている保有株を大量購入するため。
というのが、過去の記事や今の自分に問いかけてみた時のアンサーになりました。

①については、設定した時が本格的に株式投資を始めて日が浅く、預り金についての知識も考えもなかったため、ネットを参考にしました。いろんな投資家の人たちの情報を集め、その平均をとれば間違いはないだろうという考えのもとです。なんとなくは危険ですが、まあおかしな数字ではないはずです。
②については、今問われた時に最初に思いついたアンサーです。株価が大暴落した時に、割安な株があるのに資金がなくて買えないなんてもったいない事態にならないためです。

ですが、最近この理由はちょっと違うんじゃないかと思い始め、今回の変更に至る形になりました。

預り金を減らします!理由はもったいないから!

まず最初に言ってしまうと、今回は預り金率を10%→5%に減らします。

さまざまな情報を収集し、経験を積んだ今になると、先に話した設定理由2つに疑問を持つようになりました。

まず①について、それはネットに答えがないということです。
ネットの投資家たちを参考にしましたが、投資家といっても1日に何度も売買する人もいれば、数か月保有する人もいる。私のようにバイアンドホールドでめったに売らない人もいるわけで、それらを一緒くたにして平均をとったのが少し違うと今になって理解しました。それぞれの投資スタイルが全く違う中で、預り金率の正解はそこにはなく、こればっかりは自分で見つけなければならないなと思いました。

次に②について、こっちのが大きいです。ズバリ、もったいないからです!
設定当初は証券口座に入っているお金は今と比べれば少なく、預り率は10%でも50万円なかったです。ですが今は、約1000万円のお金が証券口座に入っています。その10%となると、100万円です。余剰資金で運用している株式投資、証券口座に入っているお金をできるだけ働かせたい中で、100万円もねむらせておくのはもったいなさすぎると思いました。サーキットブレーカー級の株価暴落なのて、めったに起きないのに、それまでねむらせておくのは馬鹿だと思いました。

設定した理由が崩れたので、自然と減らす流れになりました。

今回変更するのは預り金率だけ。他は変更なし。

以上により、預り金率は5%に変更しましたので、売買基準は以下のとおりになりました。(変更箇所は赤字

目的:KPIの維持

①   構成比 高配当30%・ディフェンシブ30%・S&P500連動型ETF40%
②   預り金率 5%

買い基準

基準日及び購入日:月の第1営業日
購入上限:5万円(ボーナス月は+25万円)

〇購入銘柄の決め方
①   カテゴリー別(高配当、ディフェンシブ、S&P500連動型、預り金)で見た時、
  差額でマイナスに一番離れているもの。
②   ①で選んだカテゴリー内で、割合が一番低い銘柄を購入。預り金の場合は、
  その月は購入なし。
  ※月の購入上限を超える銘柄は、対象外とする。

売り基準

なし

ひとこと

今回は預り金率の変更のみということで、ver.1.1としました。

ただ、じゃあなんで5%なの?と聞かれたら、それはまだ感覚の部分が大きいです。

疑問のところでも書きましたが、%にしていると、また扱う金額を大きくなると考えなければいけなくなりますからね。

なので、ここについてはまた変更する可能性大です。次は「○万円以下」とかにしようかな。

あと、売り基準もそろそろ設けないと。次の変更時はいろいろ重なってver.2.0になるかも。