KPI(重要指標)を考えてみる 2020年10月 【投資関連】

投資関連

※この記事はnoteで公開していたものに、一部修正を加えて掲載しています。

現状について

配当株中心で運用していると、当たり前だけど保有している高配当の割合が大きくなってしまう。

べつに高配当中心の運用を掲げているんだからいいだろうと思うところもあるし、高配当株のメリットである複利を活かすには高配当の割合が大きいに越したことはないのだけれど、、、

ただ、長期運用していく中で、損益額も多少はプラスでやっていきたい。

もちろんインカムゲインが中心なので気にしないのが一番だけどそんなに精神強くない。

自分のことだろうから、マイナスが続くとそれを取り返そうと高配当株をナンピン買いしたりしてさらに悲惨な結果を招きかねない。

いや、実際過去にやってきたし。結果は散々。てか、今の現状がそう。

今後来るリーマンショックやコロナ級の台風に向けて、高配当のみではあまりにも脆すぎる。

どんな災害がきてもある程度耐えられる、あわよくばそれをエネルギー(利益)に換えられる、そんなポートフォリオを考えて組んでいかなければならない。

KPI(重要指標)の設定

ということで、現時点でいくつか指標というか目標値というか運用するうえでの目安=KPI(重要指標)を設定していきたい。

そうすることで、何も考えずともその指標を守ってさえいれば自ずと理想のポートフォリオになっていくと思う。(というかここまでなにも考えないでやってきたことがどうかと思う。)

今回はとりあえず3つ設定。

構成比 高配当 30% ディフェンシブ 30% S&P500連動型ETF 40%

これは、高配当への抑制と多少キャピタルゲインも狙った結果。

でも高配当は40%でもいいかも。

利回り 3.5%以上  

高配当を謳っているのだから、このくらいは維持したい。

①との両立が難しそう。

預り金 10%前後

常にこのくらいは持っておきたい。

これは災害時のエネルギーになる。


項目は適宜増やしたり修正したりする予定。

現在地との比較

そして、現在との差が以下のとおり。

① 構成比 
 高配当       54%(+24) ×
 ディフェンシブ   24%(-6)  〇
 S&P500連動型ETF 22%(-18) △


② 利回り     4.71% 〇


③ 預り金       8% 〇

設定した直後なので大きくズレるのはしょうがないと思っていたけれど、高配当以外は思ったほど悪くないかも。

利回りは①の調整で下がっていくだろうからどのくらい維持できるか楽しみ。

ひとこと

これからは毎月の積立で徐々に近づけていきたいと思う。

これで数年後にはある程度丈夫になっていくんではないだろうか。

まあ遅くなったにしろ、とりあえずKPIを設定できたことはよかった。

今までは感情の赴くままに、購入する株がどんな状況でも自分に都合のいい解釈をして背中を押していた。

馬鹿か。

今回、細いにしろ自分への手綱を締められたので、今後はその手綱を太くすること。

そして、絞められたからといって暴れない精神を鍛えること。

ロボットになりたい。

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